投稿を「見る」のは人間だけではない

普段見ているページの本当の姿とはこういうもの
普段見ているページの本当の姿とはこういうもの

インターネット上に公開されている無数のウェブサイトや星の数ほどもあろうウェブページの数々を、すべて見ることはきっと不可能なんだろうな、と思いつつ。。。

あなたが公開したそのサイト、見ているのは誰ですか?

女の人、男の人、子供、大人、もっと大人の人、日本人、それ以外の国の人・・・いろいろ考えうると思います。ターゲットがはっきりしないなあ、とふと思った人は是非考え直してみるのがいいと思います。

が、その前に。

見ているのは、人間だけではありません。という話をしたいと思います。

ロボットも、見ています。
コンピュータプログラムといった方が正確かと思いますが、プログラムで動いている何か、なので、語感も可愛いのでここではロボットということにします。インターネット上で動いているこれらのプログラムは、おそらく、悪いことをするためのものもあるのだと思いますが、今回は検索エンジンのロボットのことを書きます。

Googleで「富山でWeb勉強会」の検索結果
Googleで「富山でWeb勉強会」の検索結果

ロボットの働いている成果は、検索をしたことがある人はよくご存知の「検索結果」に現れています。よく見ますね、ページのタイトルと、そのページのアドレスと、簡単な概要。ロボットは昼夜を問わずいろんなサイトに出かけては上記のような情報を収集しています。

どのくらいの頻度できているのか?というのが気になったら、上記はGoogleでの検索結果ですが、緑色で示された▼をクリックすると、「キャッシュ」というメニューが表示されます。それをクリックすると確認することができます。

このページは 2016年7月10日 08:28:21 GMT に取得されたものです。 と、あります。
このページは 2016年7月10日 08:28:21 GMT に取得されたものです。 と、あります。

実際のサイトではどのように見えるでしょうか?

実際の見え方

こんな風に見えています。
概要に表示されたテキストがどの辺から引用されたのか、見つけられますか?

人間には普段、上記のようにサイトやウェブページが見えています。このサイトは、だいぶシンプルな作りなのでわかりやすいですが、もっと装飾や機能が豊富なサイトもありますね。装飾や機能は、それを使う「人間」のためのものです。

でも、同時に人間以外のもの、今回は検索エンジンのロボットを話題に出していますが、そのロボットには、このサイトはどのように見えているのでしょうか?

普段見ているページの本当の姿とはこういうもの
普段見ているページの本当の姿とはこういうもの

それがこの記事の冒頭にあったこの文字群です。テキストです。もう少し正確に言うと、HTMLコードというものです。この中から検索エンジンは組み込まれたプログラムによって必要な情報を得ています。
ロボットにどんなプログラムが組み込まれているかの情報は完全に公開されているわけではありません。少しのヒントはありますが、どんな内容をどんな風に載せておけば効果的であるかについては、完全な正解が公開されていないのです。

このロボットにより正確に情報を読んでもらうようにしたり、自分のサイトが有用であるように見せたり、いろいろな分析をして検索エンジンで上位に表示されるように工夫をすることが、「SEO対策」と言われることです。(私はこの分野が苦手です)

先ほど、検索結果に表示された概要がサイトの「見た目」から見つけられるかどうか、ということを試しましたが、これはおそらく重要なことです。人間は、検索結果に見えている文字列を、クリックした先のページで効率よく発見できなければ、「このサイトは検索結果とは内容が異なるようだ」「自分が探していた情報が見つからない」という気持ちになってしまうかもしれません。

人間の見せるためのページの内容と、ロボットに見せる内容は一致している方が、誠実な作りであるように思います。

(幕間)

FBの投稿
少し話は違いますが、SNSなどで見るこういう表示もプログラムで引用されていると言える例です

このように、検索エンジンをはじめウェブサイトは、人間だけではなく、ロボットたちによってもその内容を解析される場合があるので、人間だけに見やすいのではなく、ロボットたちにとってもフレンドリーであることが求められます。

ロボットたちにとってフレンドリーなサイトがどうあるべきかについては、ひとつに正しい文法で書く、ということが挙げられます。ウェブサイトはHTMLという言語で書かれています。HTMLには文法があります。また、適切なマークアップをすることで、ウェブサイトの内容を的確にロボットに伝えることができます。ヘッダーはここからここまでです、フッターは、サイトのメインナビゲーションは、ページのローカルナビゲーションは、このページの本文は・・・など、最新の規格であるhtml5では今までになかったものが増えました。ひとつのページにある様々な要素の内容をマークアップで「タグ付け」することによってロボットたちはページのそれぞれの要素の意味を的確に認識し、自身のプログラムで処理ができるようになります。

・・・・と、いうことが、普段見ているウェブサイトや検索結果の裏に、あるわけです。ウェブ屋はそういうことに対する理解や対応策を日々考え、実験し、試行錯誤している人たちです。簡単にプランを作ったり、こうです、と言ったりする背景には、こういった日々の積み重ねがあるのです。

みんな頑張ってる、うん。

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