サイトの文字化け、大丈夫ですか?

Twitterなどで「あの公共施設のサイト、文字化けしてるぜ」「スマホで文字化けしている」という書き込みを最近よく目にします。
というのも、PCのブラウザでは文字化けが「減った」のですが、スマホで見ると文字化けを起こすサイトが「増えた」ようなのです。

文字化けをしてしまっている場合は、サイトのソースに、下記のような一文が入っているかどうかを確認してみてください。

<meta charset="UTF-8">

少し書き方にばらつきがあるかもしれませんが、charsetの部分がキモです。
これが入っていないサイトが文字化けせずに見えていたとしても、それは「たまたま」ですので、正しいコードを入れるようにしてください。(これが入っていて文字化けする場合は、もうちょっと複雑な原因も考えられますので、即、サイト制作者に相談してください。)このコードは「このサイトはUTF-8っていうエンコードで書いてあります!」という宣言になり、ブラウザはこれを見て、適切な解読をするわけです。

上記のコードはあくまでこのサイトの場合ですので、それぞれのサイトで適切なコードは異なりますので注意してください。必ずホームページの制作者などに問い合わせてください。その時は「サイトが(スマホで見ると)文字化けするので、文字エンコーディングのメタタグを確認してください」とお願いするといいと思います。

最近のサイトは、概ね「UTF-8」という文字エンコーディングが使われている場合が多いですが、ひとむかし前は「shift-JIS」という形式が多くありました。
文字エンコーディングを示すメタタグが書かれていない場合、ブラウザは当てずっぽう(と言ってもかなり精度の高い当てずっぽうではあるのですが)で解読をします。たいてい「あたり」のエンコーディングにたどり着くので文字化けをせずに表示されるのですが、スマホのブラウザでは「失敗」がもしかすると多いのかもしれません。そもそも宣言をしていないと正確なエンコードは「わからない」ものなので、先に挙げたコードが入っていないといけないです。

文字化けをするサイトが増えてきているのは、潜在的にあった「文字エンコーディングのメタタグが抜けているサイト」が、スマホの普及と閲覧者の増大によって表面化してきた、ということなのかなあ、と思っております。

みなさま今一度、自分のサイトを確認してみてくださいませ。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です