レスポンシブデザインについて(3)

前回の最後、レスポンシブデザインを採用した場合にURLが各デバイスで共通になる、ということをメリットとして挙げました。
なぜそれがメリットなのか?

昨今SNSが流行って、情報のやり取りの多くはそこで多く行われています。
また、SNSはパソコンからアクセスしている場合もあれば、スマホなどのモバイル端末からアクセスされることも多くあると思います。
企業がSNSを利用して自社の情報を拡散したいと思う時や、実際にいいなと思って誰かがURLを拡散した時、その人が使っている端末によってURLが異なる場合、同じ記事であっても別のURL(別の情報ページ)として解釈されてしまうかもしれません。
また、PC用のURLが拡散していて、それをモバイル端末からアクセスしてしまって、「最適化」されていないページが表示されてしまうかもしれません。もちろん、回避方法はありますし、ページ内に「スマホ表示はこちら」などの案内を出して最適化されたページへの案内も可能ですが、はっきり言って手間が増えます。非常に。

レスポンシブデザインならURLは一緒。

さらに言えばベースになるHTMLも同一です。
前回の記事で「PCサイトもケータイも1回の作業で両方更新したい、というニーズに応える」と書きましたが、元になるHTMLが同じということはこの作業も容易であるということです。

….というメリット様々が、こちらの記事にまとめられていたので、ご紹介。
http://notnil-creative.com/blog/archives/3595

もちろん、レスポンシブデザインは妥協の方法、本来はデバイスに適した専用サイトを作るべき、という意見もあります。曰く、レスポンシブデザインにもデメリットはあると。
いうたら、どんな方法でもメリット・デメリットあるので、「時と場合」でしかないと思います。

レスポンシブデザインのデメリットについてはこちら。
http://blog.cntlog.net/?p=791

レスポンシブデザインにしならがもアプリと連携、っていうお仕事をいくつか経験させていただきました。レスポンシブデザインのCSSを書きつつ、アプリ側で見た時だけ動作する部分がどうのこうの・・・・・・結構、頭わやくちゃです。

難しいです、レスポンシブデザイン。いちから作ろうと思うと。

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