レスポンシブデザインについて(3)

私はWPの構築のお仕事をさせていただきながら、WPの標準テーマのレスポンシブデザインにかなり多くのことを学びました。他のレスポンシブサイトもたくさん真似をしました。
レスポンシブデザインにはユーザーエクスペリエンス上、結構問題もあるな、と感じています。(これについては、とにかく、肌身に感じてもらうしかないので、とにかくスマホやタブレットを使っていろんなレスポンシブデザインのサイトを見て欲しいと思います。)

ひとつに、PCはマウスで操作するが、スマホは指で操作する、ということが非常に大きいです。
マウスで言う所の「クリック」は「タップ」に置き換えることができますが、人間はそのように理解できていてもスクリプトにとって「クリック」と「タップ」が厳密には違うイベントである場合もあります。
また、「マウスオーバー」というイベントがスマホではありません。これも、スマホとPCでイベントを切り替えないと動作しない可能性があります。
マウスには「スクロール」ホイールがあって画面に「触らず」スクロールできますが、スマホはスクロール時に画面に触ります(その場所にナビゲーションがあったりとかしてうっかりページ遷移しちゃったとかあるある話です)。
スマホでは、サイトの上下きわきわの部分にナビゲーションがあると、それを押そうとしているのに、スマホのブラウザのメニューが出てきてイラーっとか。

挙げればきりがないですね。

あ、上記は特にレスポンシブデザインだからそうなる、というよりは、とにかく操作方法が異なるってこういうことです、というお話です。

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