AdobeCCのどのバージョンか忘れましたが、「Web用に保存」機能がメニュー直下から見えなくなっていました。
いつもショートカット使っているので意識していなかったのですが、よく見たら「Web用に保存(従来)」とかがついて、あら、もう古いってこと?って感じなのです。
しかし。使って欲しい、この機能。
なぜなら、「Web用に保存」とするだけで、下記のことができる。
- CMYK画像もRGBに変換、sRGBにもできる
- カラープロファイル消せる
- メタデータを消せる(部分的に残す設定も可能)
- 72dpiに変換
これ、いっこいっこやろうと思うと結構大変ですし、慣れてない人ならなおのこと。
ファイルの容量も画質を落とさず軽くなります(カラープロファイルとか余計なメタデータが容量を食う場合もあるみたい)
うっかりCMYKになってない画像を作っちゃうぐらいだったら、リサイズ・トリミングしたあと、保存するときにコマンド+オプション+シフト+Sでできちゃうんだから、これ使う方がいいと思うんです。
新しい機能の「書き出し」の方はまだちゃんと使ってみてないんですけど、ウェブようというだけじゃない、様々な用途で、それに適した形式で出力するというもののようです。おそらく、これもこれで、何か素晴らしい進化のあったのもだと思います。
で・す・が!
ウェブで使う画像で、JPEGで、しかも画質はまあまあ落とさない範囲でできるだけ軽くしたい、とか、幾つか比べながら比較検討したい場合もあって、その時にはこの「Web用に保存」の2アップとか4アップがとても便利。
また、JPEGで画質をそこそこ保ちつつ、ファイルサイズを減らしたい時に使える「ぼかし」もこの画面上で調整できてしまう!(やりすぎると眠い写真になるので注意)
あと、メタデータとか残ってると、昨今、撮った機器の情報だけではなく、位置情報なんかも残っちゃってたりするので、削除しておくほうが何かと安全です。あと、よくあるトラブルといえば、写真の撮影した時のカメラの方向データが残っていて、ウェブに掲載してみたらひっくり返ったとか、横になったとか、時々質問があったりします。メタデータを無しにしたらそれも消せます。著作権情報だけは残したい!という場合があれば(使ってみたことは過去にないんですけれど・・)設定できます。
メタデータのオプションは以下の通り。(私は大抵「なし」にしている)
- なし
- 著作権情報
- 著作権情報及び問い合わせ先
- カメラ情報以外すべて
- すべて
と、いう、ウェブで使う画像を作るために便利な機能がまるっ一緒になっている「Web用に保存」は、まだ使えますよ!と思ったので、書きました。
最後にご注意!!
「Web用に保存」で書き出すサイズには上限があります!!
カンバスの長辺のサイズが8129ピクセルを超えるものは縮小されて書き出されてしまいます!(以前これでめっちゃはまった・・・・)
参考にした記事:http://clickmemagazine.com/photoshop-8192px/
スライスで書きだそうとするときに起こりがちなので、制作者の方も注意してね!